自然や農業の魅力を文章で伝える仕事がしたいが、思うように進んでいないということと、結婚後引越してアトピーがひどくなり、直らないのはなんでだろう?というご質問でネームリーディングのご依頼をいただきました。
以下がリーグィングですが、省いたところもあります。掲載許可はいただいています。
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下の土ばかり見て耕していた人が、ふと空を見上げてみたら、「お~、広いきれいな空が広がっているではないか? なんてきれいな空だろう」と気づく、みたいな感じがあります。
この世の中、大地だけでなく、上(空)もあったんだなーと気づいた時に、季節の運行やらいろんな生命がかかわり合って成り立っているとか、もっと大きな視野に気づき始め、新しい視点を得ていくというものがこの名前の変化に見て取れます。
自分がしたいと思っていることを土と例えれば、「土を耕さねば」とずっと考えているのだけれど、もしかしてそうでないのかもしれない、、、?
ちょっと手を休めて大空を見てみたら、自分がすごく小さなものにしがみついて「これがないといけない」と思っているだけなのかもしれない、、というところが見えてきます。
いったん下の土ばかり見るのをやめて、鳥の声を聞いたり、山に登ったり,海へ行ったり、大空の広さを満悦したりして、今までの自分と違う自分を発見して、もっと自由さを感じてみると、自分が今こだわっていることからぬけでれるでしょう。
そうしたときに、まったく新しいことが始まるのか、再び今のところに戻ってきて、新たな視点でもってそれに取り組むのか、それはわかりません。
が、一度、そこから飛び立ってみる必要があります。
鳥が大地を歩いてばかりいて飛び立たなかったら、せっかくの翼を持っている意味がありません。一度空を飛んだからといって地上に戻れないわけではありません。空を飛ぶことと地上を歩くこと、両方を得ることができます。
私には大地が大事だからと飛ぶのを拒んでしまえば、限られた世界に留まることになります。
アトピーは体内にある毒、先祖代々あるカルマ、自分の中の不必要な思考などいらないものを吐き出している場合もありますが、「殻を破る」ということと関係しているようです。
アトピーは、そのためにいらないものを吐き出してしまう浄化の意味と、新しい価値観を受け付けまいと身を守る鎧の意味と両方あるのではないかと考えてみてください。
自分の肉体内部と外の世界の間に皮膚があります。
そこで葛藤を起こしているのかもしれません。
例えば、文章を書く仕事がしたいけれど、仕事に精を出すと家庭のことがおろそかになってしまうかもしれないという葛藤、、、。
これも内(自分のしたいこと)と外(家庭など)ですね。
いろんなことに当てはまると思いますが、どうも内外の摩擦、葛藤というのがアトピー悪化の原因ではないでしょうか?
自分のしたいことと、家庭や人間関係。
いいたいことと体裁。
やりたいことと不安。
自然と環境破壊。
など。
その狭間で葛藤や摩擦があり、ストレスを感じる、、、というのを身体がアトピーで表現してくれているのでしょう。
本来、とてもパワーのある人です。そのパワーをアウトプットしていないととてもストレスになってしまいます。その点は他の人より注意すべきところです。
自分を抑えてまわりに合わせていると、気づかないうちにエネルギーが内にたまってしまいます。
アトピー悪化というのは、自分自身を表現できず、内にためすぎた結果、エネルギーがどうにかして外に出たいと思って起こしている症状と見ることもできるでしょう。いろんな意味合いが混ざっているのだと思いますが。
アトピーを抑えようとするより、自分の内にあるいいたいことやしたいけどできていないことなどを外に表現される方がアトピーは治まりやすいように思います。
今までの自分の視点に固執してしまうと、エゴでもって「やりたい」ということになってしまいます(本心ではない)。その場合は、多分身体がそちらにあまり動かないか、いろんな理由によりなかなかそちらに進めないということになりそうです。いったん自分の思いを解放してから動き出される方がいいでしょう。
つまり、自分が「・・したい」と思っていることがいつのまにか「ねばならない。・・であるべきだ」みたいになっていないか?というところです。
本当は「好きだから。それをしていると楽しくてしょうがないからしたい!」というのが理由だったと思います。
それがいつのまにか「仕事としてどうにかさせたい」という損得勘定にすり替わってしまっていないか?もう一度見直してみられるとよいでしょう。
仕事として成り立たせようと思う前に、なぜそれをしたいか?それを伝えたいのはなぜか?というところがもっと大事です。そこを見失ってしまえば、仕事として成り立ったとしてもだんだんと面白みに欠けてきます。
翼を広げて自由に飛ぶには、まず大空があることを知らねばなりません。
そして、大地にいるのも大空を好きなように飛ぶのも、自分の選択で選べるのだと知ること。好きな時に好きなところにいることができると知ること。
もっと自分を解き放ち、一度、今握りしめているものを手放してみられるといいです。
手放したらなくなるか?というと、もう必要のないものであればなくなるし、必要のあるものであれば、必ず戻ってきます。
そうなった時に、自分はまた新たな視点を得てそれに向かうことができます。
大空を知った鳥は、地上も海も空も知りながら自分の好きなところに行くことができます。
私たちはなんでもありの世界に住みながら、自分の好きなものを選択して生きていくことができる、というすばらしい可能性の世界にいます。
その時、失うものは何もなく、必要なものはやってくるという確信を持てば、今できないことがあれば、今は時期ではないだけと思えます。
必要なことであれば、必ずベストタイミングでやってくることが信じられます。
怠けてしなかったり、勇気がなくできなかったり,不安が行動を止めたりというネガティブ作用が起きている場合は別ですが、それは要するに、土だけ見て「これがなくなれば,私には何もない」と思っているようなものです。
それは可能性を限定してしまう思考です。
日本から一度も出ないより、世界一周して戻ってくる方が日本のことがよくわかるというのと同じです。
「私は日本が好きだから日本にいる、外国に行く奴は裏切り者だ」と考えているととても偏った視点になります。
「私は日本が好きだ。世界中を回って他の国も好きになったけど、日本がもっと好きになった」という場合もあり得ます。
その場合はもっと大きな視野を持ち、いろんな違うものも受け入れたうえで,自分でこれが一番と選択しているわけです。そのような視野が必要なのではないかと思われます。
自分の身体の内側のエネルギーを感じてみてください。そして外の世界のエネルギーを感じてみましょう。それから、皮膚がその間にどうあるのか?内外のエネルギーをどう透過させているのか?
身体の感覚をただ感じてみましょう。
感じにくかったら、皮膚呼吸をしていると思って身体の感覚を感じてみてください。
吸う(体内に入れる)時、吐く(体外に出す)時、どちらのほうに抵抗を感じるか?その抵抗はどんなものか?
感じながら、自分の中に思い浮かんでくるものをメモして、あとで共通項がないか?考えてみてください。
そして、ここに書かれていることとも照らし合わせて考えてみてください。
文字通り、一皮むける前なのだと思います。
アトピーで一皮むけて、新しい自分の再生。
そのためには、自分と外の世界をいかに和合させるのか?ということになると思います。
今までと違う視点はなんだろう?と探してみるといいと思います。
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リーディングを送ったあとに感想をいただきました。
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まさしく、エゴにとらわれていると思いました。はじめは自然や植物、農業に触れる度に、何て素晴らしいんだろう、と感動していました。それが、どうビジネスにつなげるか、結婚しても経済的に自立したいという想いが強くて、そのことに執着し、よく分からなくなりました。
これを機に、天を見上げて、じっくり楽しんでみようと思います。
貴重なアドバイスを下さって、ありがとうございます。 (pmb_130614)